「強姦まがい」にも金よこせ!
2008-05-25 07:32
四川大地震の死亡者が5万人突破!
生き埋めを含む行方不明者も数万人いるという。
これでは北京オリンピックなんてとても出来ないだろう。
そんな重要問題が新聞を飾る中、当日記はスルーしたいと言い訳しながらも、連日しょうもない「強姦まがい」事件のエントリー。
お陰で読者も呆れかえったのか、ランキングも下降気味で、昨日はアクセスも700件代を切って600件代に突入。
それはそうでしょう(笑)
だが、沖縄に軸足を置いて日記を書き綴る以上、しょうも無い事件でも、どうしても地元紙の記事をスルーは出来ない。
それで今日も懲りずに「強姦魔の尻拭い」の続・続・続編で」エントリー。
沖縄タイムス 2008年05月24日(土) 夕刊 5面
2008年05月24日 沖縄タイムス ⇒ 米兵暴行に抗議デモ/フィリピン人60人連帯 ※リンク切れ
【読谷】今年二月に沖縄市内でフィリピン人女性に暴行した容疑で米兵が書類送検され、不起訴処分となった事件を受け、県内在住のフィリピン人ら約六十人が二十四日午前、読谷村の米軍基地周辺などを行進し、事件の再発防止などを呼び掛けた。
被害を訴えている女性も参加し、「真実をみんなに伝えるために来た。うそはついてない」と涙ながらに心情を語った。
行進は、事件に抗議し、同様の不祥事が起こらないことを願って、読谷カトリック教会のロメス・クルス神父が中心となって呼び掛けた。
米軍のトリイステーション周辺でミサ曲を歌いながら歩き、基地前で全員が祈りをささげた。被害女性が感謝の言葉を伝えると、すすり泣く参加者も。
クルス神父は「来週にも軍の中で調査が始まると聞いている。公正な事実に基づいて判断を下してほしい」と語った。県内に在住して十七年になるという女性は「彼女の気持ちは痛いほど分かる。再発防止には(米国との)相互理解が必要だ」と涙ながらに語った。
事件は今年二月に沖縄市内のホテルで発生。在沖米陸軍・地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊所属の兵士がフィリピン人女性を暴行し、全治約三週間のけがをさせた疑いが持たれている。
沖縄署は米兵を強姦致傷の容疑で書類送検したが、那覇地検が強姦罪成立の要件となる暴行や脅迫の有無について嫌疑が不十分として不起訴処分にしている。
「事実知って」心痛める被害者
【読谷】「事実を知ってほしい」。読谷村でのデモ行進を前に二十四日午前、米兵から暴行を受けたフィリピン人の被害女性は、沖縄タイムス社の取材に応じ、涙ながらに当時の様子と現在の心境を語った。六人姉妹の長女として家計を助けるため沖縄に働きに来た。「事実を広く伝えたい」と米兵に何らかの処分が下されるまで、沖縄に滞在する予定だ。
女性は事件後、一週間入院し、現在、本島南部の教会で暮らす。睡眠薬を服用し、精神的につらい日々を過ごしているという。「日本では、この事件を隠そうとしている。私自身についていろいろなうわさが出ているようだが、私は悪くなかったと真実を広く知ってほしい」と訴えた。
下腹部に残る傷の診断書を二十三日に病院から受け取っており、検察と米軍の双方に提出して自らの主張を訴え、再捜査を求めるつもりだ。
事件の被害者の支援者が、デモをしようが、シュプレッヒコールをしようがそれは自由で当日記がとやかく言うつもりはない。
僅か60名足らずのデモを社会面トップで扇情的に取り上げる地元二紙のバランス感覚の欠如に対して、当日記は異論を唱えたいだけ。
防衛省が「強姦魔の尻拭い」をしたため、沖縄では強姦の定義が変わってきたようだ。
常識で言えば成年の男女が合意の上でホテルにチェックインし、そこで行われた男女の行為は和姦という。
だが、沖縄ではこれも強姦というらしい。
米兵とフィリッピン女性が仲良くホテルにチェックイン。
翌朝米兵が1人で帰った後、フィリピン女性が騒ぎ出したのが事件の発端。
当初米運が身柄を拘束したが、県警が逮捕状を請求し、検察で取り調べた結果不起訴処分で釈放。
ここまでは同じ頃起きた「米兵女子中学生暴行事件」と同じだ。
更に詳細不明のまま地元新聞が連日新聞の一面で大騒ぎして煽ったのも同じ。
日本の検察が嫌疑不充分で強姦罪の立件が出来ず不起訴処分で釈放になっても、新聞が騒ぎ、デモをすれば何とかなるのだろうか。
日本の検察が不起訴処分にした事件を、米軍事法廷に頼むのも「米兵中学生暴行事件」と全く同じだ。
では、この事件はどんな事件だったのか。
以下に過去記事から一部加筆で抜粋し引用する。
2008年2月21日 琉球新報 ⇒ 米兵が女性暴行 米軍が身柄を拘束、逮捕状請求へ 【1面】 ※リンク切れ
事件発生当時、地元紙が詳細は不明なま連日扇情的に騒いでいた証拠写真。
「加害者」と「被害者」の「犯行状況」も詳細不明のままに仰々しく一面トップとは沖縄タイムスも琉球新報もタブロイド紙以下だ。
沖縄タイムス 2008年2月21日(木) 夕刊 1面
2008年02月21日 沖縄タイムス ⇒ 沖縄市のホテルで暴行 拘束米兵トリイ所属20代伍長 ※リンク切れ
犯行女性入院中
在沖米陸軍所属の兵士が今月中旬、フィリピン人女性に暴行した疑いで米軍当局に身柄を拘束された事件で、暴行現場は沖縄市内のビジネスホテルだったことが二十一日、分かった。被害女性は二十代で、ホテルのロビーでぐったりしているところを従業員に見つけられ、病院に救急搬送。現在も入院している。米軍捜査当局はこの事件にかかわったとして、トリイステーション(読谷村)所属の二十代男性伍長の身柄を拘束。県警は米軍当局と連携し、伍長から任意で事情を聴いており、今後、強姦致傷容疑などの可能性も含め、慎重に調べている。容疑が固まれば逮捕状を請求する。
同ホテルの関係者によると、伍長と女性は今月十七日夜にチェックインした。翌十八日朝のチェックアウト後、女性がロビーのソファで目をつぶったまま一時間ほど横になっており、ホテル側が救急車を要請したという。
その後、被害女性の関係者が沖縄署に通報。関係者によると、女性は下腹部からの出血などで病院に搬送され、「気分が悪い」などと話していたという。
県警では、被害女性や複数の関係者から事情を聴くとともに、ホテルの部屋などを現場検証している。(略)
米兵比女性暴行事件。
やはりそうだったのか。
昨日の今夜も、さ~ふ~ふ~(※リンク切れ)の小山さんは本日の地元紙夕刊(※リンク切れ)で「依然として詳細不明」としているが。
おどろしい見出しとは裏腹に、被害者はと加害者は二人で(仲良く?)ホテルにチェックインしていたようだ。
この事件も加害者が一方的に暴力的に被害者をホテルへ連れ込んだのではないようだ。
夜、大人の男女が「合意の上」でホテルにチェックインしたら部屋の中で何が起きるかは聞くだけ野暮だろう。
密室の中でどんな「事件」あったかは知るよしもないが、少なくとも女性に怪我をさせているからには米兵が加害者であることは間違いないだろう。
だが、この事件も地元マスコミが二紙揃って朝刊、夕刊とも一面トップを飾るほどの事件なのか。
犬が人を咬んでも記事にはならないが、人が犬を咬めば記事になるという。
地元紙がこんなに大騒ぎするということは、沖縄では米兵の女性に対する暴行事件はそれだけ少ないという証左ではないのか。
» 同ホテルの関係者によると、伍長と女性は今月十七日夜にチェックインした。
新報の報道によると、ホテル側は「宿泊手続きの際、2人に特に変わった様子はなかった」(琉球新報)と話しているようだから、米兵が無理やりホテルへ連れ込んだわけではない。
2008年02月21日 琉球新報 ⇒ 比女性暴行米兵、PAC3部隊所属か 犯行後基地に戻る (2/21 16:02) ※リンク切れ
» 翌十八日朝のチェックアウト後、女性がロビーのソファで目をつぶったまま一時間ほど横になっており、ホテル側が救急車を要請したという。
二人が初対面だったのか、既知の間柄だったのかは依然として不明。
当然部屋の中で何らかのトラブルがあったわけだが、それが何だったのか。
それが金銭トラブルだったとしたら被害者女性の立場も微妙になってくる。
引用終了。
くどいようだが外人同士の、それも合意の上の「強姦まがい」の事件で、連日紙面トップを飾る、沖縄タイムス、琉球新報よ恥を知れ!
【付記】
オーストラリア人の被害者もいっていたが「金よりも正義が欲しいそうです。↓
2008年05月25日 沖縄タイムス ⇒ ◼比女性、消えぬ悪夢/来沖直後 米兵に力ずくで暴行され ※リンク切れ