幻の流弾事件②、
2013-10-07 05:42沖縄がまだ米軍の統治下にあった頃、夏休みに大学のクラスメート二人を伴って帰省したことがあった。 新幹線の出来る前のことである。
午前11時丁度の急行「霧島」で東京駅を発って一路鹿児島まで行きそこで一泊。 さらに船で那覇に向かう。 途中で船中一泊という長旅で、今から考えれば帰省といっても大旅行の大変な時代であった。
もちろん二人の友人は初めての沖縄旅行であり、パスポート持参の旅は彼らにとって外国旅行そのものであった。 当時は沖縄についての情報はほとんど無く、「基地の島沖縄」程度の予備知識しかなかったようで、沖縄では英語で学校教育をしていると誤解する人さえ居た。
だが二人の友人が一番心配したのは米軍の存在ではなく、ハブに咬まれないかということであった。 那覇で育った筆者はハブといえばマングースとの決闘で見る見世物の感覚で、それまで野生のハブには遭遇したことが無かったので、友人の「ハブが怖い」という心配には少なからず驚いたものである。
2009年04月06日 沖縄タイムス ⇒ 沖縄タイムス [大弦小弦] ※リンク切れ
・・・▼「活字離れ」「新聞離れ」と言われて久しい。しかし、読者が新聞から距離を置く以上に新聞が読者から遠ざかっていないか。知的好奇心や欲求を満たす紙面、読みたい新聞を作っているか。紙面編集の作業のたび、自問自答する▼テレビやインターネットが流す膨大な情報に多くの人が頼る時代でも、新聞に期待する声はなお多い。ひと目でニュース価値が分かることや記録性などへの評価だ▼6日は「新聞をヨム日」。本紙の主な面に今年も「新聞と私」のコーナーを設けた。その中で、新沖縄文学賞受賞者の松原栄さんは「情報がたくさんある中で、落ち着いて読み、考えることは大事」と新聞のよさを述べている▼きょうから「春の新聞週間」が始まった。多くの読者の意見と向き合い、伝えるべき言葉を持ち続ける努力を惜しまず、読者の欲求に応えたい。(平良哲)
沖縄タイムスは、読者の「新聞離れ」の本当の理由を、まだ理解していない。
新聞離れの理由は、ただ一つ。
ネットの普及により、新聞のウソに読者が気がつき始めたことだ。
読者の新聞離れを最小限に止めておこうと思えば、単純なことを実行すればよい。
ウソの記事を書かないことだ。
記者といえども人間である。 不注意による事実誤認のウソ記事なら、読者はある程度は許容する。
だが、意図的なウソ記事には我慢が出来ない。
沖縄タイムスの最近のウソ記事の例に挙げると、号外を発行するような事件に確信犯的ウソ記事が多いのが特徴である。
2007年の「11万人」集会では「11万人」というウソ記事を全国にばら撒いた。
2008年の「米兵女子中学生暴行事件」では、不良米兵と不良女子中学生との「ナンパ・トラブル」を強姦事件と報じた。 同じ年の米兵とフィリピン売春婦とのトラブルも「強姦事件」と報じた。
2008年12月に起きた「米軍流れ弾事件」も、当初の号外発表するほどの大々的報道に比べて、最近の沖縄タイムスの腰が引けた報道を見ると「疑惑の弾痕」ではないかという疑念が生じてくる。
いや、「金武町流弾事件」は疑念というより、悪質な捏造という確信に変わりつつある。
◼沖縄紙の紙面から消えた「疑惑の弾痕」
米軍が起こした事件や事故の中でも、民家に演習中の流れ弾が撃ち込まれた事件は、基地反対のプロ市民でなくとも、重大かつ深刻に捉える事件である。
昨年2008年の12月に米軍の実弾訓練地域に隣接する金武村伊芸区の民家に米軍の実弾が撃ち込まれた。(実際は、車庫にあった自家用車のナンバープレートに打ち込まれた状況の銃弾が発見された)
県警は銃弾は米軍が使用している銃弾と同種のものと発表した。
県警は銃弾は米軍が使用している銃弾と同種のものと発表した。
この事件は、マスコミの扇動的なキャンペーン記事とプロ市民の執拗な抗議運動にもかかわらず四ヶ月にも渡る米軍調査団の調査結果は、「銃弾は米軍使用のものだが、撃ち込んだのは米軍ではない」という結論で終息しようとしている。
つまり米軍は流れ弾は米軍使用の銃弾と認めていながら、その一方で撃ち込んだ犯人は「知らぬ存ぜぬ」ということだ。
ところが不思議なことに、沖縄タイムスの紙面からこの事件に関する記事が完全に消えてしまった。
米軍の事故なら些細な交通事故でも針小棒大に報道するのがこれまでの沖縄紙の常套手段はなかったのか。
沖縄紙にとってこんなオイシイ事件はないはずだ。 米軍が事件との関与を否定したことに対し、県議会や各市町村会議で抗議決議するように扇動する大キャンペーンを張るのが常ではなかったのか。
にもかかわらず4月2日以来の沖縄タイムスは、連日米艦船の寄港反対、外人ナンバー車のひき逃げ事故を連日大々的に報じてはいるが、流れ弾事件に関しては一行の報道も無い。
轢き逃げ事件が重要でないわけではない。
連日起きている交通事故の中でもひき逃げ事件は特に悪質である。 だが、民家を襲った流れ弾事件を差し置いて報道するほど重大事件なのか。
2009年04月05日 沖縄タイムス ⇒ ◆Yナンバー 3人ひき逃げ 那覇松山 【04月05日】 ※リンク切れ
金武で類似車発見
4日午前6時ごろ、那覇市の松山交差点で、国道58号を久茂地方面から進行してきたYナンバーの普通乗用車が横断歩道を歩いていた男性2人、女性1人の計3人をはねて逃走した。那覇市の女性(23)が左大腿骨と左腕を骨折する重傷。八重瀬町の男性(22)は左ほお骨折と全身打撲、浦添市の男性(23)が左股関節にひびが入った疑いと全身打撲などのけがを負った。(略)
2009年04月06日 沖縄タイムス ⇒ ◆蛇行後急発進し逃走 Yナンバーひき逃げ/目撃者「爆発のような音」 【04月06日】 ※リンク切れ
さて、「米軍流れ弾事件」に話を戻そう。
米軍の実弾訓練所の近くに位置する金武町伊芸区。
その伊芸区の民家の駐車場に停車中の自家用車のナンバープレイトに実弾が撃ち込まれた。 しかも調査の結果、その銃弾は米軍使用のものという。
これだけの状況証拠が揃えば誰だって犯人は米軍だと思う。
かくいう筆者も事件が起きた当時は、犯人は米軍だろうと考えたので、早急に責任者が被害社宅に赴いて謝罪と賠償をしておくべきと考えた。 さもなくば問題がこじれてしまうからだ。
昨年の12月に事件が発生して以来およそ四ヶ月経過し、事態は思わぬ方向に進展していった。
民家に訓練中の米軍の銃弾が撃ち込まれるという衝撃的な事件に、地元紙は例によって大騒ぎで、ウェブ記事はネット号外を出したのだが・・・。
沖縄紙が電子号外を出すとき、事件は幻に終わることが多い。
例えば一昨年の検定意見撤回の「11万人集会」も幻の「11万人」だった。
昨年の「米兵女子中学生暴行事件」も結局は幻に終わったが、今回も例にたがわず号外を出した。
2008年12月14日 琉球新報 ⇒ 【電子号外】米軍流弾か 車直撃 民家駐車場、ナンバー破損 2008年12月14日 ※リンク切れ
2008年12月14日 電子号外 琉球新報
【金武】13日午後7時半ごろ、金武町伊芸区に住む建設会社従業員の玉城陽一さん(25)から、自宅の駐車場に止めていた乗用車のナンバープレートに銃弾のようなものがめり込んで壊されているとの通報が警察にあった。石川署が調べたところ、銃弾のようなものは長さ約4・5センチ、直径約1センチで、字光式ナンバープレートの表部分を貫通、裏側のプレートで止まっていた。米軍キャンプ・ハンセンからの流弾の可能性があり県警が銃弾を鑑定するなど捜査している。同演習場から現場までの距離は、最短で約300メートル。
玉城さんは13日午前7時ごろに、ナンバープレートに穴が開いているのを確認。何者かのいたずらかもしれないとみて、いったん仕事に向かい、帰宅後にナンバープレートを外して調べると、裏板の中に銃弾のようなものがめり込んでいた。
一方、10日午後3時半ごろ、玉城さんの祖母・ミツさん(70)がこの駐車場で作業をしていた際、「バーン」という大きな音を聞いた。同時に車付近から白い煙が出ていたという。ミツさんは周囲を確認したが、ナンバープレートの破壊には気付かなかった。銃弾のようなものは、この時にめり込んだ可能性が高いとみられる。
伊芸区(池原政文区長)では1988年に酒造所や沖縄自動車道サービスエリア、民家などでM16ライフル銃の弾頭9発が見つかるなど、復帰後も多くの流弾事故が発生。同区では14日午後、緊急行政委員会を開き、委員が現場を確認したほか、地域住民にほかにも流弾がないかどうか呼び掛ける。金武町の儀武剛町長は「強い憤りを感じる。けが人が出なかったのは奇跡的だ。事実確認が先決だが、区の反応を見ながら町民大会の開催を決めたい」と話した。
琉球新報記事から「流れ弾被弾事件」をほんの一部を拾っただけでも以下の通りだ。
2009年03月04日 琉球新報 ⇒ 実弾訓練場撤去を 伊芸被弾事件 (2009-03-04)
2009年03月02日 琉球新報 ⇒ 事件解明を要求 金武町伊芸被弾、区民ら400人決起(2009-03-02)
2009年02月26日 琉球新報 ⇒ 「訓練の弾」に疑義 メア氏、米軍発射を否定(2009-02-26)
2009年02月07日 沖縄タイムス ⇒ 伊芸被弾事件 良き隣人の誠意と挙証責任 2009年2月7日
昨年末に金武町で見つかった「銃弾」は、米軍が使用している「M33普通弾」の弾芯と判明した。
1カ月余をかけた県警の鑑定結果は、「やっぱり」である。
金武町伊芸の民家駐車場で車両が被弾したのは、昨年12月10日午後3時ごろだ。
銃弾は車のナンバープレートから発見された。同時刻に「バーン」という爆裂音。車付近から上がる白煙も目撃されている。駐車場入り口付近には跳弾の跡。そして、同日も含め、12月8日から14日の間、キャンプ・ハンセン内での実弾射撃訓練を実施。これが発見段階での「状況」証拠である。
「米軍の可能性が極めて高い」にもかかわらず、県の仲井真弘多知事は米軍に抗議もせず、演習の中止要請もしなかった。
理由は「原因がある程度推測できないとコメントはきつい。県警が調べているのでひと呼吸待ちたい」。
これが138万県民の命を預かる知事のコメントだった。(略)
米軍がらみの事件でいえば、容疑者を県警が捜査できず、米軍の捜査でウヤムヤにされてしまうといった印象を受けるが事実ではない。
昨年の「米兵女子中学生暴行事件」も「比女性暴行事件」も当初は県警が捜査したが証拠不十分で不起訴処分になっている。
それで米軍の軍法会議で強姦罪以外の「買春罪」などで政治的に処罰している。
今回の流れ弾事件も、同じような流れになりつつある。
沖縄市のMタウン前で起きた「米兵女子中学生暴行事件」の場合はこうだ。
①沖縄紙が号外などを出して大々的キャンペーン記事で県民を扇動する。
②扇動に乗った県内各議会が抗議決議。
③県警の捜査の結果、マスコミの望む結果が出ず、不起訴となる。
④事件自体が捏造だと判明。
⑤軍法会議に移送して別件で処罰。
⑥別件処罰を新聞は「本件」で処罰されたかのように報道。
今回の流れ弾事件は、県警の捜査の結果がマスコミの望まぬ結果になったので、米軍の調査の結果を待ったが、その最終結果もマスコミにとっては思わしくない結果だった。
それで米本国の専門調査弾に調査を依頼しその結果を待つことにしたのだが・・・。
それに、どう考えても、轢き逃げ事件より民家への「実弾被弾事件」の方が記縄タイムスにとってはオイシイはずなのだが。
続く
⇒ 疑惑の弾痕②-誰が銃弾を撃ち込んだか 2009-04-08
今朝(8日)の沖縄タイムス朝刊社会面トップは外人車両によるひき逃げ事件がトップを飾り石川書が容疑者に事情聴取した報じている。
ひき逃げ事件は犯人が外人、日本人に関わらず悪質な事件であり、早急に解決して欲しいのは言うまでも無い。
だが、米軍の民家への流れ弾被弾事件より、マスコミにとって重大な事件なのか。
「流れ弾事件」は本日の紙面からも消えたままである。
流れ弾事件は、当初県警が調査して米軍の銃弾と判明し、以後軍の調査班が調べ、更に米本国より専門の調査団が調査した結果、このような最終結果となった。
2009年04月01日 沖縄タイムス ⇒ 米軍「訓練と関連なし」 金武流弾で最終見解【04月01日】 ※リンク切れ
そもそもM2重機関銃から発射された50口径弾は装甲車をぶち抜くほど威力があるという。 それが民間車両のナンバープレートを粉砕したのならともかく、突き刺さっていたという事実はいかにも不自然だ。
流鏑馬の矢じゃあるまいし、突き刺さることはないだろう。
それに目撃証言にも矛盾があるという。
2009年04月02日 琉球新報 ⇒ 伊芸被弾事件「訓練と日時一致せず」 目撃者証言と矛盾も2009年4月2日
在沖米海兵隊は1日、2008年12月の金武町伊芸被弾事件で独自調査を終え、結果概要を発表した。「最近の訓練とは関係ないとの結論に至った。すべての実弾訓練は安全基準をすべて順守している。被害者が示した事件日時と実弾訓練実施日時とは一致しない」と発見銃弾と米軍訓練の関係をあらためて否定した。同日、県警に報告書を提出、県と沖縄防衛局、外務省沖縄事務所に概要を報告した。報告書自体は公表していない。
発表では、12月9日と10日、恩納村内の米軍キャンプ・ハンセン内レンジ(射撃場)7で、伊芸区で見つかったものと同じ50口径弾を、車両の上に載せたM2重機関銃で8000発発射したことを明らかにした。
石川署の報告書を参照し、銃弾が見つかった民間車両が車庫に駐車したのは、訓練が終わった後だとして、訓練との関連を否定。しかし、目撃者は10日に着弾らしき音を聞いたときには車両は既に駐車していたと証言しており、海兵隊報告と食い違っている。米側は詳細な訓練終了時間は明らかにしていない。
発表では米本国からの専門家による解析の結果、訓練場から伊芸区方向に銃弾が流れ飛ぶ確率は、統計学的に極めて低いとしている。
ところが沖縄タイムスに限ってみても、関連報道は4月2日の朝刊一面と社会面で派手に報じて以来急に腰が引けてくる。
2009年04月02日 沖縄タイムス ⇒ 訓練との関連否定 金武流弾事件/米軍最終報告「証拠みつからず」 2009年4月2日
金武町伊芸区で昨年12月13日、乗用車のナンバープレートに銃弾の金属片が突き刺さっていた事件で、在沖米海兵隊は1日、「訓練場から発砲された証拠が見つからなかった」として、最近の訓練との関連性をあらためて否定する最終報告をまとめ、調査を終了した。一方、県警は事件の解明に向け、引き続き捜査を行う考え。金武町議会は2日、米軍基地問題対策調査特別委員会を開き、今後の対応を協議する。
これまでの県警の鑑定では、金属片は米軍が使用する50口径通常弾「M33BALL」の弾芯と同種であることが判明している。
海兵隊によると、今年1月末に来沖した訓練教育司令部所属の弾道専門家の解析調査で、50口径弾がキャンプ・ハンセンから伊芸区の方向に流れ出ることは、「統計学的にも確率が極めて低い」とされたという。
また、昨年12月9、10の両日に実施された部隊訓練で、7トントラックの砲塔に搭載したM2機関銃から8000発の50口径弾が発砲されたとしたが、乗用車が事件現場に駐車されたのは訓練終了以降となっていることから、「訓練とは関連がない」と結論付けた。
儀武剛金武町長は「大変残念で強い憤りを感じる。このままうやむやにさせてはいけない。町としても出来る限り対応したい」と話した。池原政文伊芸区長は「予想通りの内容。訓練を継続したいがための言い訳にすぎない」と指摘。
仲井真弘多知事は「米軍が現に使っている同種の弾なので、納得しにくい感がある」とコメントした。
そして4月3日のタイムス朝刊の記事は急に小さなベタ記事になる。
二面の小さなベタ記事の見出しはこれ。(ウェブ記事はない)
流弾事件対応で軍特委協議会継続
金武町抗議の声も
そしてそれ以降紙面からは完全に消えてしまった。
これまでの沖縄紙の行動パターンなら、米軍との関連否定に対して更に怒りをエスカレートさせ、連日派手なキャンペー記事を掲載し、各市町村議会の決議、県議会決議そして抗議の県民大会開催と突っ走るのが通常だ。
それが今回のように報道が尻つぼみになるのは不可解だ。
理由は何なのか。
沖縄紙の行動パターンから推測すると、「米軍犯人説」に地元紙自身が疑念を持ち始めたのではないか。
» 儀武剛金武町長は「大変残念で強い憤りを感じる。このままうやむやにさせてはいけない。
儀武剛金武町長の意見に大賛成である。
ことは銃弾が民家を直撃するという県民の生命に関わる重大事件だ。
原因・犯人が不明のままウヤムヤにされては困る。
是非とも金武町会議の抗議決議に続いて、各市町村会議そして県議会決議、更には全県民に呼びかけて、「県民大会」でも開催して欲しい。
2009年04月04日 琉球新報 ⇒ 伊芸被弾 金武町議会が「無関係」報告に抗議決議へ
そして、「訓練以外なら何が原因か」、ここのところを是非究明して欲しい。
2009年02月13日 琉球新報 ⇒ 伊芸被弾事件 訓練以外なら何が原因か
そう、流れ弾が「訓練以外」なら、米軍がわざわざ米軍に嫌疑をかけるため、民間車両のナンバープレートに米軍使用の銃弾を「突き刺した」とは考え難い。
だとすると、米軍の訓練に反対する基地外勢力の仕業と考えるのが妥当だろう。
プロ市民側は米軍に「挙証責任」があるというが、通常「○○がやった」という証明はできても「○○がやっていない」と証明することは困難である。
いわゆる「悪魔の証明」だ。
むしろこれまでキャンペーン記事で県民を扇動してきた沖縄タイムスや琉球新報こそ挙証責任があるのではないか。
沖縄タイムスは4月3日以降、突然この事件の報道から手を引くが、琉球新報はこのように報じている。
2009年04月04日 琉球新報 ⇒ 伊芸被弾 金武町議会が「無関係」報告に抗議決議へ(2009.4.4)
金武町議会決議だけで、このまま抗議の県民大会もせず、米軍の調査結果のままで尻つぼみになったら、それこそ、朝日新聞の「珊瑚に落書き」の故事にならって沖縄タイムス記者の誰かが密かにナンバープレートに銃弾の細工をしたと疑われても仕方ないだろう。
そのような嫌疑をかけられたくないなら、流れ弾事件を捏造した「工作員」を突き止めて氏名を公表する義務がある。
あれほど米軍が犯人だと連続で県民を煽った罪滅ぼしに。
再度いうがこの事件をうやむやにしてはいけない。
2009年03月02日 琉球新報 ⇒ 事件解明を要求 金武町伊芸被弾、区民ら400人決起(2009.3.2)
2009年02月26日 琉球新報 ⇒ 「訓練の弾」に疑義 メア氏、米軍発射を否定(2009.2.26)
2009年02月19日 琉球新報 ⇒ 県警「立件は困難」 伊芸被弾事件(2009.2.19) ※リンク切れ