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米兵事件・朝日vs新潮 人権協会が週刊誌に抗議文

2008-02-20 05:59

 ■人権協会が 週刊誌に抗議文■

 「被害少女、家族に苦痛」

 昨日(19日)の琉球新報朝刊の社会面、囲みつきの記事である

2008年02月19日 琉球新報

 沖縄人権協会(福地廣明理事長)は18日、米兵女子中学生暴行事件を報じた週刊誌一誌の記事内容が「被害者少女に対する重大な人権障害(セカンドレイプ)があった」とし、週刊誌を発行する会社代表と編集長宛てに抗議した。

 最近は週刊誌を読むことはほとんどないので、上記週刊誌の記事内容は勿論、週刊誌名さえも知らなかった。
 遅ればせながら検索したら、やっぱり「週刊新潮」だった。

 ネットでも「朝日vs新潮」という形でhttp://www.jcast.com/2008/02/18016810.html ※リンク切れで紹介されていた。

 人権協会が危惧する「セカンドレイプ」は琉球新報の記事を通じてそれまで週刊誌を目にしなかった人たちの関心も引いていく。
 結局、「セカンドレイプ」は、マッチポンプの例え通り、地元紙の報道が火をつけている。
 「セカンドレイプ」の張本人は異常報道の地元紙とこれを政治利用しようと騒ぎ立てる左翼勢力だ。↓

米兵暴行 広がる抗議/各地で決議・集会 (朝日新聞デジタル2008年02月13日) ※リンク切れ

 このような政治利用が被害者の心の傷口を広げ、結果として「セカンドレイプ」しているのはプロ市民団体だということに彼らが気がつかない筈はない。

 【マスコミ】 米兵による少女暴行、「ついてゆく方も悪い」で朝日vs新潮バトルか…岩国基地での強姦事件でも同様の議論

 酒酔い運転が悪いのは解っているが通常だったらボツになる記事。
 同じ酔っ払いでもこの米兵は特に間抜けだね。
 酒に酔っていて、警察の調べに対して、「なぜ住宅に上がり込んだのか記憶にない」というからあきれるより大爆笑。

沖縄・名護の住宅に米兵が酔って侵入、寝込む…県警が逮捕 (読売新聞2008年02月18日) ※リンク切れ

 警官:「なぜ他人の家に上がりこんで寝ているのだ!」
 米兵:「記憶にない」
 警官:「他人の家に無断で入るのは犯罪とは思わないのか?」
 米兵:「だからよー!」 (※そうだねの意味)
警官:「飲んだら寝るな! 飲酒運転多発だよ!」 ※狼魔人日記へリンク
 米兵:「ん?」
 警官:「他人の家で寝ずに路上で寝よ!」
 米兵:「ん?」

 この米兵は他人の家で寝込んだのが悪かったようだが、酒酔い運転や酔っ払いの「路上寝」は沖縄人の得意技。

 ■飲酒運転日本一の県■

 沖縄タイムスも社説で嘆いている。

 » 沖縄は飲酒運転の検挙者数が、二〇〇二年まで十五年連続全国一というワースト県だ。昨年の交通違反総検挙件数(六万七百二十七件)に占める飲酒運転(八千百六件)の割合は13・35%で、全国平均(2・72%)の四・九倍となっている。 (沖縄タイムス2003年10月8日)

 ■路上寝日本一の県■

 2005年7月18日 沖縄タイムス 【社説】 ⇒ http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20050718.html ※リンク切れ

 [危険な路上寝]
 これで範が示せるのか

 酒に酔って道端に寝てしまい警察に保護された事例が二〇〇四年に四千七百四件あったという。
 「路上寝」については事故につながる危険性が以前から指摘されていた。県内各警察署がまとめた「路上寝」の実態は異様というしかない。

 » 子どもの深夜はいかいに目を配り、事件、事故に巻き込まれないよう指導すべき大人がこれでは、子どもたちの模範にはなりえない。家族や子ども、地域の厳しい目が注がれていることを自覚すべきだろう。

 最後の段落は今回の「事件」の少女の行動を指しているようでタイムスもウチアタイ。
 米兵の事件は国際問題にまで発展しそうな気配。

 ついには米国務長官が謝罪することに ⇒ 米兵暴行、ライス長官が訪日時に「遺憾」表明へ (読売新聞2008年02月18日) ※リンク切れ

 酔っ払い事件でも米兵が絡むと沖縄紙が大騒ぎするのは、「女子中学生暴行事件」直後だけにやむぬ面もある。
 だが、犯人が米兵で無い場合、沖縄両紙は「14歳の少女への傷害事件」もボツにするらしい。

 産経新聞那覇支局長小山さんのブログ今夜も、さ~ふ~ふ~がこれを 「本日の地元紙夕刊 で報じている。 ※リンク切れ

 沖縄紙にとって「不都合な事件」は個人ブログに頼らなければならない。
 やはり沖縄の言論空間は封殺されている。
 以下引用。

 » 1面では米兵事件の記事はなくなりました。
 社会面では両紙ともトップ。
 ところで、昨夜の県警発表で、「沖縄署は15日、沖縄市の14歳の女子中学生への傷害容疑で、同市の飲食店従業員の男(20)を逮捕」という事件があったのですが、両紙とも今日の朝刊、夕刊には掲載されていないようです。

琉球新報2008年2月16日
琉球新報2008年2月16日
沖縄タイムス2008年2月16日
沖縄タイムス2008年2月16日

 参考:沖縄県で許される“違法運転”の数々 (その1)

http://www.hosp.u-ryukyu.ac.jp/labo/kyouju/ihan_sono1.html ※リンク切れ

 » 御存じ!!!・・・沖縄は泡盛の島!!!・・・沖縄県では酒酔い運転・酒気帯び運転が日常茶飯事。居酒屋の隣に確保された駐車場に車をおいて、ちょっと1杯・・・(略)今年から反則金の額が値上げされましたが、それでも沖縄県では毎日20~25人が検挙・・・

 ■新報の大合唱!「それでも少女に非はない」

「それでも」って、何?
「恐れていたことが現実になっている。」(社説の一文)

 琉球新報は当初から「事件」が「不良米兵と不良少女の火遊び」ということを知っていた。
 だからこそ異常ともいえるキャンペーン記事に批判が来るのを恐れていた。
 そして「恐れていたことが現実になっている。」

 琉球新報の弁解が続く。

 » すきを見せる少女が悪い。なぜ知らない人の誘いに簡単に乗るのか。ネット上ではんらんする声だ。
 » 本社にも、そんな読者の電話が届く。
 » 百歩、いや千歩譲って被害者の側に多少の軽率さがあったにしても、それで犯罪行為が正当化されるはずはないだろう。

 何度も繰り返すが米兵の犯罪行為を正当化する者はいない。
 琉球新報は自ら火をつけた誇大報道への反発へ消火に必死なのが社説の各行に滲む。

2008年02月18日 琉球新報 【社説】

米兵中学生暴行 それでも少女に非はない

 あまりに浅ましい行為だ。この種の事件が起こるたびに、私たちは社説でも繰り返し指摘してきた。しかし何度でも言わねばならない。性的犯罪の被害者に落ち度はないということを。責めを負うべきは加害者であって、決して被害者ではない。
 米兵による女子中学生暴行事件から1週間が過ぎた。恐れていたことが現実になっている。すきを見せる少女が悪い。なぜ知らない人の誘いに簡単に乗るのか。ネット上ではんらんする声だ。本社にも、そんな読者の電話が届く。加害責任を問うどころか、まず被害者を非難する。これでは本末転倒だ。百歩、いや千歩譲って被害者の側に多少の軽率さがあったにしても、それで犯罪行為が正当化されるはずはないだろう。
よく考えてほしい。例えば、ミニスカートの女性が夜の道を歩いていて被害に遭うと、女性の側に責任があることになるのか。どんな時間にどんな服装で歩こうと、そのことをもって被害に遭っても仕方がない、ということにはならない。ましてや、加害責任が減免されることなど有り得ない。分かりきったことだと思う。
人を見たら犯罪者だと思うことが正常な社会だとは、とても思えない。むしろ、どうしたらこのような社会を変えることができるのか。健全な大人ならこう考えるのが普通ではないのか。人の好意を素直に受け取ることのできる社会のほうが異常なのだろうか。
 加害責任を追及する前に、被害者の落ち度を責め立てる人たちに問いたい。私たちの住む社会は法律や良識が通用しないジャングルで、そこでは弱い者やすきを見せる人間は犯罪の対象になっても構わないとでも言うのか、と。
 そうではあるまい。事件が起きた場合、まず、加害者の責任を追及し、その上で再発を防ぐ手だてを考えるのが、良識ある社会の在り方だろう。被害者のあら探しをするなど、もってのほかだ。
「行政を預かるものとして、本来一番に守るべき幼い少女の尊厳を守れなかったことを心の底からおわびしたい」。1995年、少女乱暴事件に抗議する県民大会での大田昌秀県知事(当時)のあいさつだ。この「行政」という言葉は単に当局という意味ではない。私たち一人一人の大人も含まれると解釈すべきだ。危険な状況を放置してきた大人の一人として。
 もとより何度も繰り返される事件に対し子供たちへの教育はどうなっていたのか。十分だったのだろうか。再発防止策の一つとして、それはそれで論議すればいい。
被害に遭った本人や家族の心の傷に、さらに塩をすり込むような言動は慎むべきだ。そうすることで加害者と同列の立場になってしまう。そんな認識を共有したい。

 突っ込みどころ満載で良識ある読者なら一目瞭然。
 当日記の突込みなど蛇足に思われるだろうが、暇つぶしに一つ二つ。

 » よく考えてほしい。例えば、ミニスカートの女性が夜の道を歩いていて被害に遭うと、女性の側に責任があることになるのか。どんな時間にどんな服装で歩こうと、そのことをもって被害に遭っても仕方がない、ということにはならない。ましてや、加害責任が減免されることなど有り得ない。分かりきったことだと思う。

 新報さん、例え話がピントはずれですよ。
 故意に今回の「事件」と13年前の類似事件を混同しているが、二つの事件は似て非なるものと再三述べた。

米兵中学生暴行事件② 似て非なるものだよ

 今回の被害者とされる少女は「監視カメラも設置された」繁華街で見知らぬ米兵の誘いに乗って自らバイクの後部座席にまたがった。
 人気の無い夜道を歩行中襲われたのではない。
 容疑者が米兵というだけで事件の本質を見る目が霞んでしまったのか。
 いや、そうではあるまい。
 成り行き上、目が霞んだ振りをせざるを得ないのだろう。

 » 人の好意を素直に受け取ることのできる社会のほうが異常なのだろうか。

 何を寝ぼけたことを言っているのか、新報さん。
 相手は夜の繁華街をナンパしている中年米兵だよ。
 人の行為を素直に受けるにもTPОと相手を考えるべきだろう。
 この場合「人の行為を素直に受ける」より「男は皆狼よ」と教える方が正解ではないのか。 残念ではあるが。

 » 「行政を預かるものとして、本来一番に守るべき幼い少女の尊厳を守れなかったことを心の底からおわびしたい」。1995年、少女乱暴事件に抗議する県民大会での大田昌秀県知事(当時)のあいさつだ。

 だ・か・ら・13年前の「事件」と故意に混同してはいけないってば。
 大田元知事と左翼勢力は、ソットしていて欲しいという被害者親族の要望を踏みにじって、自己の政治運動に事件を利用した。

 » 被害に遭った本人や家族の心の傷に、さらに塩をすり込むような言動は慎むべきだ。そうすることで加害者と同列の立場になってしまう。

 心の傷に塩をすり込む、とは驚いた。
 針小棒大な報道で被害者を傷つけ、議会決議や県民大会と扇動して更に傷口を広げているのはマスコミと左翼勢力ではないのか。

 八重山支局まで動員しての弁解作戦。↓

2008年02月17日 琉球新報 

「悪いのは被害者じゃない」 ※リンク切れ

 ・・・・ どこの社会でも同じように、罪を犯す者はいる。しかし、どんな背景があろうとも加害者がいなければ犯罪は成立しない。悪いのは絶対に女の子ではない。
 (松堂秀樹、八重山支局)

 琉球新報が社を挙げて「悪いのは被害者じゃない」と弁解に努めているのは誇大報道に対する読者の反発が多いからだ。
 思い込んだら命がけ。
 ガリレオばりの執念も結構だが、主張するポイントがそもそも間違っている。
 惚れてしまえば、恋は盲目、「あばたもえくぼ」。
 不都合な真実は見えなくなるもの。
 惚れた女のことを、
 ♪今までの君は間違いじゃない
 ・・・・
 これからの君は間違いじゃない♪
 ・・・と歌う中年の歌手がいたっけ。(佐野元春「約束の橋」)